インフォメーションさかた 10月05日(月)放送内容

1 適正な救急車の利用について(酒田地区広域行政組合消防署東分署)

Q  今日は酒田地区広域行政組合消防署東分署の今野涼介さん(こんのりょうすけ)さんにお話をお聞きしたいと思います。今野さん宜しくお願いします。

A  よろしくお願いします。今回は適正な救急車の利用はどれだけ大切なことなのかを紹介させていただくことと、皆様にお願いしたいことをお話ししたいと思います。

Q  適正な救急車の利用とは具体的にはどういったことでしょうか?

A  まず初めに、年間の出動件数をみると火災出動よりも救急出動の方がはるかに多くなっていることはご存じでしょうか。

Q  そうですね。火事が起こる件数よりも具合が悪くなり救急車を呼ぶ件数の方が多そうだなというのは想像できます。 

A  救急件数が多い中、モラルのある救急車の利用が大切になってきます。利用者のマナーによって助かる命が増えていく可能性もあります。

Q  モラルやマナーに気をつけたいとは思いますが、救急車を呼ばなければならない緊急時に気をつけることは難しく感じてしまいます。気を付けることについて、アドバイスを頂けませんか?

A  焦るのは当然のことですので、口調が荒くなってしまうのはしょうがないですよね。私が伝えたいモラルやマナーというのは、本当に救急車が必要な状況なのかどうかということです。

Q  あ!なるほど!スーパーや公民館で救急車の適正利用についてのポスターが貼ってあるのよくを見かけます!

A  そうです!まさにその話になります!例えば「靴擦れが痛くて歩けない」や「足がつった」、「歯が痛い」等の理由で救急車を呼ぶというのはどう思われますか?

Q  その人は本当に困っているのかもしれませんが、命にかかわったり、緊急性は無さそうですよね…

A  正直言って私もそう感じます。消防署の救急車の台数にも限りはあります。限られた台数の中で活動していくわけです。

Q  そうですよねえ、実際にそういった内容の通報があったり、それで困ったこととかありましたか?

A  多いわけではありませんが全くないわけでもありません。困ったことといえば、その間に本当に危険な状態に陥っている人の搬送が遅れてしまうという事態が実際に起きてしまっていることがありますね… 

Q  なるほど…
   私も、実際に救急車を呼ぶ立場になる可能性が十分にあります、適正な救急車の利用について少しずつ考えていかなければなりませんね。

A  全国的に救急件数が増加していることにより、現在では救急車を呼ぶべきかどうかの判断を手伝ってくれる相談窓口等が県や市町村ごとに設置されています。そちらを活用してみるのも良いかもしれませんね。

Q  そうなんですか!救急車を呼ぶか迷ったときにはとても助かりますね。

A  ちなみに山形県は電話番号が、#8500、子供用が#8000番です。山形県救急電話相談と検索してみてください。

Q  普段から調べているといざという時助かりますよね!本日は適正な救急車の利用について、消防署東分署の今野涼介さんからお話を伺いました。今野さんありがとうございました。

A  ありがとうございました。

2 日和山公園六角灯台がピンクにライトアップされます

10月は乳がん月間です。世界的に広がっている乳がん撲滅運動「ピンクリボン運動」をより多くの方に知ってもらい、乳がん検診を受けてもらうため、日和山公園六角灯台をイメージカラーのピンクにライトアップします。
日時/10月31日㈯までの日没~午後9時
問い合わせ:市健康課成人保健係 ℡24-5733